看護師の定年事情とは?

看護師の定年事情は勤務先によって異なります。国家公務員として国立病院などで働いている場合は、他の公務員と同様に一定の年齢になったら定年があります。一方、民間の病院などで働いている場合は、看護師として特に定年というものがないので、70代や80代になっても働くことが可能です。また、国家公務員として働いていた看護師も、定年後に民間の病院に再就職することもできます。このように看護師には定年というものが特になく、本人の気力と体力が続く限りいつまでも働くことが可能な職業です。

看護師としていつまでも働きたいのであれば、それなりの工夫が必要です。具体的には、看護師の仕事は人間関係が複雑な場合が多いので、人とのつながりを大切にすることがポイントになります。若手の看護師に対して媚びたりする必要はありませんが、年齢を理由に体力のきつい仕事を避けてばかりいると、若手がついてこなくなってしまう恐れがあります。確かに体力的に無理な仕事も多くなってきますが、その分後輩の指導に力を入れるなどして、力仕事ができない分の埋め合わせをするのが大切です。さらに、自分の経験などにおごることなく、常に能力を向上させる行動をとることもポイントになります。その他に、自分の健康状態をしっかりと把握することも大切です。年齢が若い時にはちょっと無理をしたくらいでは大丈夫だったかもしれませんが、年齢をとるごとに体力も低下してくるので、休日はきちんと休養をとるようにしましょう。定年まで働きたい看護師はこのサイト生涯現役ナースでいたい!にも良い情報が記載されています。